突然ですが皆さん、詐欺SMS・迷惑電話に悩まされていませんか?
筆者もここ1〜2ヶ月、とても多くて正直ストレスに感じています。
しかも、分かりやすい詐欺メッセージなどなら良いのですが、実際の宅配サービスを騙ったものや、銀行や電力会社を偽ったものなど、一目では気づかないようなものも増えてきている印象です。
そのため、今回はそんな迷惑SMS・迷惑電話を軽減するアプリや設定についてまとめていこうと思います!
AppStoreで高評価なアプリ”Whoscall”を紹介
今回、主に取り上げていくアプリは「Whoscall(フーズコール)」。
世界中で利用されている迷惑電話・詐欺SMS対策アプリであり、発信者の情報を着信時に自動で表示してくれる機能があり、怪しい電話を事前に察知できるのが大きな特徴だそう。
SMSやWebリンクの安全チェック機能、個人情報漏洩チェック機能まで備えており、セキュリティ対策として非常に優れているようです。
今回このアプリを選んだのも、AppSroreで調べていて一番高評価で良さそうなアプリだったからです。
では、Whoscallの機能などについて詳しくみていきましょう!

Whoscallとはどのようなアプリ?
改めてWhoscallとは、世界中で使われている迷惑電話・詐欺SMS対策アプリです。
ここからは調べた内容に加えて、実際に筆者が使ってみた感想も合わせてご紹介していきます。
無料版と有料版の違い
まず、Whoscallには無料・有料版があるようです。
調べたところ、無料で使える機能としては、
- 電話番号をアプリ内で検索して情報を確認
- 不明な番号の着信時に発信者名や迷惑警告を表示
- SMS内のリンクやWebサイトの安全性をチェック(Android)
- 個人情報が流出していないかの確認(IDセキュリティ)
などが挙げられます。
ただし、迷惑電話の自動ブロックは無料版では対応しておらず、着信時の警告表示のみになります。
また、迷惑電話データベースは手動で定期更新する必要があるようです。
次に、有料版(プレミアム)で追加される機能と料金についてご紹介します。
有料版で追加される機能としては、
- 迷惑電話の自動ブロック
- 迷惑電話データベースの自動更新
- 広告の非表示
- より快適なUI体験(表示スピード改善など)
などがあるようです。
また、料金については、
- 月額:約220円($1.99)
- 年額:約2,200円($19.90)
- 初回7日間の無料トライアルあり
といったプランになっています(2025年4月16日時点)。
有料にすることで、よりストレスフリーに、かつ精度の高い迷惑対策が可能になります。
有料にするメリットと注意点
では、有料にするメリットと注意点についても考えてみましょう。
メリット:
- 迷惑電話がそもそも“鳴らない”環境にできる
- 常に最新のデータベースを自動で適用
- 広告が消えることで操作も快適に
注意点(有料でも完璧ではない):
- 完全にすべての迷惑電話をブロックできるわけではない
- iOS/Androidの仕様によって一部機能に制限があることも
- 誤判定の可能性もゼロではない
確かに、かかってくる電話やSMSの種類などによって、確実にブロックできるとは言えないので、その点には注意が必要です。
使ってみた感想
自分が無料版で使ってみたところ、迷惑電話については元々多くはなかったので分からなかったのですが、多かった迷惑SMSに関しては大方ブロックできていそうな漢字でした。
ただし、それでも1日に2〜3件は漏れてしまい、普通に届くことがありました。
それでも、1時間に2通程度のペースで来ていたのがそこまで減ったので、それなりに効果はあったのではないかなと思います。

スマホ標準搭載の迷惑電話・詐欺SMS防止機能
ここまでアプリの機能についてご紹介してきましたが、無料で、スマホの設定で出来る対策はないのかリサーチしてみました。(機種などによって使えない場合がありますので、ご参考程度にお願いいたします。)
✅ iPhone(iOS)の標準迷惑電話・SMS防止機能
1. 不明な発信者を消音
- 設定方法: 設定アプリ → 「電話」→「不明な発信者を消音」をON
- 内容: 電話帳に登録されていない番号からの着信を自動でサイレント処理(履歴には残る)
- ポイント: 電話は拒否せず、バイブも鳴らないが通知も一切ないので、大事な着信を逃す可能性も
- 対象外(着信が鳴る番号):
- 直前に電話をかけた番号
- Siriの提案に表示された番号(メールなどから検出)
2. メッセージのフィルタ機能(SMS)
- 設定方法: 設定 → 「メッセージ」→「不明な差出人をフィルタ」をON
- 内容: 連絡先未登録者からのSMSは自動で「不明な送信者」タブに隔離
- 注意点: 完全なブロックではなく“フォルダ分け”のみ。危険なリンクなどには反応しないため、詐欺SMSを完全防止はできない
3. 着信拒否と着信履歴からのブロック
- 任意の番号を履歴から「この発信者を着信拒否」でブロック可能
- ただし自動化は不可。迷惑電話アプリと違って“知らない番号全部ブロック”みたいなことは標準ではできない
✅ Androidの標準迷惑電話・SMS防止機能(Pixel / Galaxy など)
1. 迷惑電話の警告表示(通話アプリ内)
- PixelやGalaxyに搭載されるGoogle電話アプリの機能 → Googleのデータベースを使って、スパムの可能性がある番号に「迷惑電話の可能性」と表示
- 設定方法(Pixel): 電話アプリ → 設定 → 「発信者と迷惑電話のIDを表示」をON
- 内容: 着信時に赤文字で「迷惑電話の疑い」と出る/設定次第でサイレント処理やブロックも可能
2. 自動ブロック機能(機種による)
- Pixel・Galaxy・Xperiaなどでは、特定の発信元カテゴリ(国際番号、非通知など)を自動ブロック設定可能
- 迷惑電話ブロックアプリなしでも部分的に対応可能
3. Android メッセージアプリでの迷惑SMSフィルタ
- Googleメッセージアプリには迷惑SMSを自動検出して警告・隔離する機能あり
- 設定方法: メッセージアプリ → 設定 → 「スパム保護」をON
- 迷惑SMSと判断されたメッセージは別フォルダに格納

まとめ
いかがでしたでしょうか?
正直、個人的には、これを使えば万能!と言ったアプリは今のところないような印象です。
ただ、迷惑電話・詐欺SMSのブロックに一番使い勝手がいいのは、今のところは今回ご紹介した「Whoscall」だと思います。
無料版や有料版などありますが、それぞれのお困りの状況に応じて使い分けるのがいいかなと思いますし、もしそこまで困っていない方は、端末に標準搭載の機能のみでも問題ないと思います。
ぜひ、それぞれの状況に合わせて使い分けてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
