Perplexityとは?メリットからお得な使い方まで徹底解説!

皆さんは「AI」使ったことはありますか?

現在、AIの中でも身近なツールとなっている「生成AI」がありますが、その中にはChatGPTやCopilot、Claudeなど、様々な種類のものがあります。

そんなAIの中でも、最近検索に特化したAIが話題になっているのをご存知でしょうか?

そのAIこそが「Perplexity(パープレキシティ)」というものです。

今回はこのPerplexityとは何かや、実際に1ヶ月ほど使ってみて感じたメリット・デメリット、有料版の価格やお得な使い方などについてまとめていこうと思います!

Perplexityとは?

まず、Perplexityとは何かについてまとめていきます。

Perplexityとは「対話型AI検索エンジン」です。

簡単にいうと、「検索に特化したAIツール」ですね。

ChatGPTなどでも検索自体はできたのですが、情報が曖昧で詳細を教えてくれなかったり、そもそも情報が間違っていたり、ソース元を出してくれなかったりといった欠点がありました。

「8月1日のニュースについて、日本語でソースをはっきりさせて教えて」とリクエストした回答。
3つの事柄について出力してはくれたが、それぞれの内容はアバウトで、ソース元も共同通信のホームページのURLが載っているだけで機能していなかった。

しかし、Perplexityに聞いてみると、同じ内容でもちゃんと検索をし、具体的なニュースをジャンル別に教えてくれ、さらにソース元もちゃんと該当する記事を出力してくれます。

同じく「8月1日のニュースについて、日本語でソースをはっきりさせて教えて」とリクエストした回答。
スポーツや気象、経済、社会などの分野ごとにその日のニュースについて回答し、
さらに参照元として提示したリンク先も合っていた。

生成AIはそもそも検索するためのツールではないので、一概にPerplexityの方が優れているなどとは言えないのですが、AIを用いた検索ツールとして、Googleなどの検索エンジンの代替となりえるでしょう。

また、Perplexityの特徴を箇条書きでまとめると、以下のようなものがあります。

  • ソースの明示:回答の根拠となる情報源を明示
  • 多言語対応:日本語を含む多言語に対応
  • 検索範囲の指定:Wikipediaや学術論文などの特定のソースに絞って検索可能
  • 自動要約機能:情報を自動的に要約可能
  • ログイン不要:基本機能はログイン無しで利用可能

このように、Perplexityは検索に優れた機能を持っていることがわかりますね。

Perplexityのメリット

さて、ここからは筆者が実際に約1ヶ月使ってみて感じた、Perplexityのメリットを3つほどご紹介していきます。

まず、1つ目は「ソース元の明示」です。

先ほども特徴のパートで書いたのですが、個人的にソース元を提示してくれる機能がとても便利です。

生成AIなど、自分で回答を出力するAIには「ハルシネーション」といって、「間違っている情報をそれっぽく出力してしまう現象」が存在します。

そのため、仮にChatGPTなどで検索をしても、その内容が間違っている可能性が少なくないのです。

その点、Perplexityは検索に特化したAIということもあり、回答内容もしっかりしていますし、何よりソース元を明示してくれるため、どのサイトを参照したか確認できるため、事実確認が簡単にできるのが大きなメリットだと感じました。

実際の検索画面。「ソース」という所に参照したサイトがずらっと並び、
「回答」の文章にも参照した箇所の文末にソース元のURLに飛べる脚注をつけてくれている。

2つ目は、「多言語対応」という点です。

多言語対応なので、日本語で回答を生成してくれるというのは大前提。

それだけではなく、海外の記事からも情報を引っ張ってきてくれて、日本語で要約して概要を説明することも可能なんです。

そのため、情報収集がとても楽になるなと感じました。

筆者も、学校のレポートの課題で情報収集をする際、キーワードやテーマ、調べたい内容を指定して検索させたりのように活用していました(もちろん、課題の指示・ルールに則ってAIを活用していますよ!)。

最後に3つ目ですが、「Pro Search機能が(多く)使える」という点です。

Perplexityには有料版もあり、有料版優遇の機能なのですが、「Pro Search機能」というものがあります。

実際のPro Searchの様子

この機能は簡単にいうと、「無料版よりも複雑な検索が可能になる機能」のようです。

質問した内容について自動で考え、複数の検索を連続して行なって、段階を踏んで質問に対する回答を導き出してくれるため、検索時により自然な質問が可能になります。

例えば、「夏に大学生10人くらいで長野県の松本あたりに旅行に行くんだけど、オススメの場所を教えて」といったように質問すると、まず松本周辺の観光スポットを検索→松本周辺の大学生グループにオススメの活動を見つけるといった、複数の検索を一回で自動でやってくれて、さらに要約してまとめてくれるといったことが可能なんです。

また、有料版のPerplexityで検索すると「Pro Search」という表示が出て、リアルタイムでどのような検索をしているのかという検索の流れを表示してくれますので、どんなことを調べればいいかのヒントにもなるでしょう。

無料版でもPro Searchを使えるそうですが、1日5回までと制限があるそうです。有料版に加入すると、5→500回までに大幅に増加するそうです。

Perplexityのデメリット

全体的に使っていて、自分はとても便利だと感じたので大きく不便な点などはなかったのですが、細かいデメリットはいくつかあったので箇条書きで紹介してみます。

Perplexityのデメリットとしては、

  • 日本語で聞いてもたまに英語で出力される
  • 信頼できる情報源かわからない
  • ネットに公開されている情報しか答えられない
  • 複雑な質問(6回以上)は有料版が必要

などが挙げられます。

日本語で聞くと、基本的には日本語で返してくれるのですが、英語で返ってくることがたまにあります。その時は「日本語で出力して」というと日本語で生成しなおしてくれます。

信頼できる情報源かわからない、というのは、良くも悪くも自動で検索してくれるため、その情報源が信頼できるものなのかまでは判断してくれないので、その出力結果が信頼できるものかはわからないということです。ソース元を出してくれるため確認はできるのですが、いちいち確認するなら自分で検索するのと変わらないかな?とも思うので、信頼性という観点から、そこは少しデメリットに感じます。

また、ネットに公開されている情報しか答えることができないため、ネットに出回っていない情報などは当然答えることができません。そのため、仮にネットに特定の立場に偏った情報が多く流通するようになった場合、Perplexityの検索結果にも偏って反映されてしまうのかなとも思います。また、専門的な知識なども、ネットに出ていないものは出力されず、間違った情報を出力してしまう可能性があるのかなと思います。

そして、先ほどPro Search機能をご紹介しましたが、複雑な質問を何回もするには有料版が必要なため、有料版に加入する必要があります。そこはちょっと学生の立場からするとネックだなと感じます。

有料版料金&お得に使う方法

ここまで、メリット・デメリットについてお話ししてきました。

その中で、Perplexityの有料版の話になったかと思いますが、価格とお得に使う方法についてご紹介しようと思います。

まず料金ですが、月額20ドル、または年額200ドルのプランとなっていて、日本円でいうと月額2,950円年額29,500円(2024年6月19日時点のAndroid OS版の価格)です。

値段としてはChatGPTの有料版と同じですね。ただ、学生としては月3,000円の定期支出は少し痛いですね…💦

しかし、使っているスマホの通信キャリアによっては、この有料版を1年間無料で使うことができるんです。

ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOのユーザー限定で、1年間無料で使えるキャンペーンを実施しているそうです。

出典:ソフトバンク公式キャンペーンサイト

筆者もこのキャンペーンで有料版に加入して使っています。

キャンペーン期間は2024年6月9日〜2025年6月18日となっています。

それぞれのキャリアのホームページからキャンペーンのバナーをクリックすると脳仕込みをすることができますので、ぜひ該当するキャリアの方は試してみてはいかがでしょうか?

まとめ:Perplexityは検索に便利

いかがでしたでしょうか?

今回はPerplexityについてご紹介しました。

Perplexityは検索に特化したAIで、複雑な質問もすることができ、自動で検索してくれるツールでした。

おまけなのですが、Perplexityには画像やファイルをアップロードして、その資料を参照しながら検索することも可能です。

新聞の1箇所を撮影した写真を上げて、「このニュースに関連する情報を教えて」といった検索も可能になるでしょう。

このように便利な検索機能を持っているPerplexity、ソフトバンクなどのお得なキャンペーンを利用してぜひ始めてみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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